【12月23日 AFP】インド南部テランガナ(Telangana)州で男が女性(25)にガソリンを掛けて火を付けた。女性は重度のやけどを負い搬送先の病院で死亡した。女性に振られた腹いせの犯行とみられている。

 女性は21日、インド南部テランガナ州セクンデラバード(Secunderabad)の人通りの多い主要な通りで男にガソリンをかけられ、火を付けられた。捜査官によると、助けを求める叫び声を聞いた通行人らが駆け寄って火を消し止め女性を病院に搬送したが、やけどの範囲は全身の60%に及んでおり、女性は22日朝に亡くなった。

 男は殺人未遂や淫行などの容疑で21日夜に逮捕された。AFPの電話取材に応じた担当捜査官によれば、女性と加害者の男は2年前から知り合いで、男は女性が自分に気があると思い込んでいたが勘違いだったことが分かり、侮辱されたと思い込んで逆恨みしたとみられている。

 PTI通信(Press Trust of India)はある警察官の話として、男は被害女性に好意を寄せていたが、女性の方に気がないことが分かり嫌がらせやストーカー行為をするようになっていたと伝えた。(c)AFP