【12月24日 CNS】中国住宅都市農村建設部の公式ウェブサイトによると、同部は近く、全国民にセントラルヒーティングを提供するため、「訪民問暖(訳:各戸を訪問し、セントラルヒーティングについての意見の聞き取り)」運動によってセントラルヒーティングを導入する上での課題を明らかにして、解決するよう『緊急通知』を配布するという。

『通知』では、一部地域でセントラルヒーティングの提供が不完全なために、室温が標準に達しておらず、住民の生活に影響を及ぼしているとしている。各都市の管理部門が、管轄地域のセントラルヒーティングを提供する企業に対し、「提供できない」「満足に提供できない」などの問題を重点的に解決するよう、強く促すこととしている。また、天然ガスの供給が間に合わない地域に対しては暫定的に石炭を使用して、セントラルヒーティングを供給することなどを求めている。

 来年1月1日の期限を設け、各都市の管理部門とセントラルヒーティング提供企業が協力して問題の解決を図るよう要求している。週末を利用して各家庭に対して「訪民問暖」運動を行い、住民の声を積極的に聞き取り、その結果を1月5日までに書面で住宅都市農村建設部まで報告するように求めている。(c)CNS/JCM/AFPBB News