【12月20日 AFP】米フロリダ州オーランド(Orlando)近郊のテーマパーク「ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(Walt Disney World Resort)」に新たに設置されたドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領のロボットが、ソーシャルメディア上で大統領自身に負けないほどの話題を集めている。

 黒っぽいスーツにトレードマークの長いネクタイ姿のロボットは、同リゾートのアトラクション「ホール・オブ・プレジデンツ(Hall of Presidents、大統領の殿堂)」で、他の歴代大統領の等身大人形と一緒にステージ上に登場する。

 ロボットはアニマトロニクス技術を用いて制作され、話したり手を動かしたりできるが、19日の公開直後から大いに話題となっているのは、トランプ大統領本人に似ていないという点だ。

 ツイッター(Twitter)では、ロボットがトランプ氏よりも民主党の大統領候補で同氏と対戦したヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)氏や、俳優でトランプ氏支持派のジョン・ヴォイト(Jon Voight)さんに似ているとの指摘も。

 また、米ベテラン女優のアンジェラ・ランズベリー(Angela Lansbury)さんや、SF映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー(Back to the Future)」シリーズの登場人物ビフ・タネン(Biff Tannen)とも比較されている。

 あるツイッターユーザーは、ロシアの米大統領選干渉にトランプ陣営が関与していた疑惑を特別検察官が捜査中であることを念頭に、「最高なのは、彼が撤去されて、カリブの海賊(Pirates of the Caribbean)の牢獄に入れられる時だ」と書き込んだ。

 ツイッター愛用者であるトランプ氏自身からの反応は今のところない。(c)AFP