【12月18日 AFP】映画「スター・ウォーズ(Star Wars)」シリーズの最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ(Star Wars: The Last Jedi)』が15日に公開され、北米では公開後初の週末の興行収入が2億2000万ドル(約248億円)に達したことが分かった。17日に発表されたデータで明らかになった。

 公開後初の週末の興行収入としては史上2位。1位は2015年に公開されたシリーズ前作の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒(Star Wars: The Force Awakens)』の2億4800万ドル(約279億円)。同作品の最終的な興行収入は9億3700万ドル(約1055億円)だった。

 映画評論サイト「ロッテン・トマト(Rotten Tomatoes)」での「最後のジェダイ」の批評家満足度は93%で、シリーズ最高傑作と言われる『帝国の逆襲(The Empire Strikes Back)』にも匹敵すると評されている。しかし、週末に作品を観賞した観客9万5000人の評価は氷の惑星「ホス(Hoth)」よりも冷たく、同サイトにおける観客満足度は56%にとどまっている。

 批評家と観客の評価は今後近づく可能性もあるが、これほど大きな差があるのは珍しい。「フォースの覚醒」は批評家満足度が93%で観客満足度は88%、2016年のスピンオフ作品『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(Rogue One: A Star Wars Story)』はそれぞれ85%と87%だった。(c)AFP/Issam AHMED