【12月18日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは17日、第18節の試合が行われ、リバプール(Liverpool FC)は4-0でボーンマス(AFC Bournemouth)に大勝して4位に浮。ユルゲン・クロップ(Jurgen Klopp)監督は、リーグ制覇がかなり難しくなったことを認め、4位フィニッシュでも十分な成果だとの見解を示した。

 攻撃陣が好調のリバプールは、この日もフィリペ・コウチーニョ・コレイア(Philippe Coutinho Correia)とモハメド・サラー(Mohamed Salah)、ロベルト・フィルミーノ(Roberto Firmino)がゴールを記録。デヤン・ロブレン(Dejan Lovren)も得点してボーンマスを一蹴した。

 首位を独走するマンチェスター・シティ(Manchester City)とは勝ち点18の開きがあるリバプールだが、それでもクロップ監督は、来季のチャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)の出場権獲得を目指す上で、チームの状態に満足感を示している。

「シティをとらえられるかって?わからないよ。魔法の水晶玉を持っているわけではないからね。彼らのように質の高いチームは、苦しむことなどないかもしれない。ただ、仮に苦しむ時期が来たなら、どこか別のチームがその機会を活用しなくてはならない」と話した。

「私としてはそういう展開は考えていないが、だからといって懸命に働くことをやめてしまえば、その瞬間にリーグチャンピオンの可能性は消え、私もここにいられなくなる」

「われわれはいろいろなものを目指して戦っている。ここは非常に難しく、競争の激しいリーグだ。今季終了後に何かを勝ち取ろうと思うのであれば、信じられないような勝ち点が必要になるだろう。多くのチームが良い状態を保っているが、シティはそのすべてに勝ってきているんだ」

 リバプールはこの勝利でリーグ戦アウェー4連勝を飾り、3位チェルシー(Chelsea)との勝ち点差もわずか4ポイントとなっている。チームは18節を終えて勝ち点34ポイントを獲得しているが、シーズンの目標は、4位フィニッシュを果たした昨季と同じ勝ち点76前後になるとみられる。(c)AFP/Chris HATHERALL