【12月17日 AFP】米大リーグ(MLB)のアトランタ・ブレーブス(Atlanta Braves)に所属するマット・ケンプ(Matt Kemp)が、4選手プラス金銭のトレードで古巣のロサンゼルス・ドジャース(Los Angeles Dodgers)へ復帰することが決まった。

 現在33歳のケンプは、2006年から2014年までドジャースに所属し、移転後では球団史上4位となる計182本塁打を放った。昨季はブレーブスで115試合に出場し、打率2割7分6厘、19本塁打、64打点、23二塁打の成績を残している。

 ドジャースは一塁手のエイドリアン・ゴンザレス(Adrian Gonzalez)、投手のスコット・カズミア(Scott Kazmir)とブランドン・マッカーシー(Brandon McCarthy)、内野手のチャーリー・カルバーソン(Charlie Culberson)をブレーブスへ放出する。

 35歳のゴンザレスは、2012年8月にボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)からドジャースへ加入。チームのナ・リーグ西地区5連覇に貢献した。メジャー通算14シーズンの成績は、1875試合に出場して打率2割8分8厘、2010安打、311本塁打、1176打点で、オールスターにも5回選出されている。

 33歳のカズミアは、腰の負傷で2017年シーズンは登板機会がなかった。ドジャースで3シーズンを過ごしたものの、2015年4月にトミー・ジョン手術を受け、ほぼ2シーズンを棒に振った34歳のマッカーシーは、29回の先発で11勝7敗、防御率4.51という成績だった。28歳のカルバーソンは、2年間でレギュラーシーズン49試合に出場した。(c)AFP