【12月17日 AFP】米メディアは16日、米大リーグ(MLB)のニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)が、フリーエージェント(FA)になっていたC・C・サバシア(C.C. Sabathia)投手と1年1000万ドル(約11億円)で再契約を結ぶことで合意したと報じた。

 37歳のサバシアは今シーズン、8月に選手生命を脅かしかねない故障を膝にしながらも、先発ローテーションに復帰し、ア・リーグ優勝決定シリーズでは最終的にワールドシリーズを制したヒューストン・アストロズ(Houston Astros)と最終第7戦まで持ち込む原動力になっていた。

 今季27試合に先発して14勝5敗、防御率3.69の成績を残したサバシアをめぐっては、これまでロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels)とトロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)も獲得を目指していた。

 しかしながら、プレーオフ後に去就を問われたサバシアは、2009年から在籍しているヤンキースについて「ここは私の家。ここで最後までプレーしたいんだ」と話すなど、他球団と交渉しながらも残留を希望していることを示唆していた。(c)AFP