【12月17日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは16日、第18節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は4-1でトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を破り、リーグ新記録の16連勝を達成。チームの指揮を執るジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は、スター選手の「謙虚さ」をたたえた。

 好調を維持するチームに満足を示したグアルディオラ監督は、汚れ役をいとわない選手の姿勢により大きな感銘を受けたと話し、「ボール以外のところで激しいプレーを挑んでくるチームに対し、手堅く良い内容だった。相手は素晴らしいクオリティーを持っているが、プレミアリーグの強豪を倒すだけの見事なパフォーマンスだった」とコメントした。

「ボールがない局面でもわれわれは謙虚なチームだ。ケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)のパフォーマンスでいうと、彼はボールを持てば想像を絶するプレーをするが、カンファレンスリーグの選手のように走り回る。そういう姿勢は監督とクラブの仕事を簡単にしてくれる」

 イルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)、デ・ブルイネ、ラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)の2得点で快勝したシティは、2位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との勝ち点差を14とした。シーズン序盤から素晴らしい成績を収めているシティは首位を独走しており、グアルディオラ監督や選手はリーグ記録を塗り替えるスタイルを絶賛されている。

 シティは前節リーグ記録を更新する15連勝を飾っており、現在はグアルディオラ監督がドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)時代に記録したリーグ戦19連勝に向けて突き進んでいる。

 才能あふれるチームを築き上げたクラブのオーナーに感謝を示したグアルディオラ監督は、「クラブは良い流れにある。8月からとても満足しているが、ボールのない時のプレーを一番たたえたい。こういう素晴らしい選手を私に与えてくれたクラブに感謝したい」と語った。(c)AFP