【12月17日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは16日、第18節の試合が行われ、リーグ戦で3試合勝利から遠ざかっていたアーセナル(Arsenal)は、前半のメスト・エジル(Mesut Ozil)のゴールを守りきり、ニューカッスル(Newcastle United)に1-0で勝利。アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督は、この白星がクリスマスを挟んで厳しいスケジュールを迎えるチームに自信をもたらすとの考えを示した。

 チームがスタミナ不足に陥る可能性を心配していないと話すベンゲル監督は「この6日間で3試合目であり、この試合は肉体的により難しくなるとの見方が多かった。他に日曜日(10日)、水曜日(13日)、土曜日(16日)に試合をしなければならないチームはなかったわけだが、それでもきょうはより多くのゴールを奪うたくさんのチャンスがあったと考えている」と語った。

「過去を振り返っても、フィニッシュが遠くなる試合は周期的にあるものだ。すべてのチャンスを決めて3、4点挙げられる試合がある一方、6回か7回の決定機でたったの1点しか決められない試合もある。このことに満足しない人がいることは理解しているが、それは試合の一部であり、受け入れなければならないことの一つだ」

 ベンゲル監督はエジルの最近のパフォーマンスを称賛しており、来年1月の移籍市場か契約が切れる今季終了後のドイツ代表の退団を阻止しようとこれまで以上に躍起になっている。

「素晴らしいフィニッシュだった。彼は任務を遂行することができる。重要なのは、彼が得点を奪うのにリスクを負った点だ」

「普段の彼であれば99パーセントの確率でボールをコントロールして他の選手にボールを供給していた。なので私は彼がフィニッシュというギャンブルをしたことに満足しているし、彼が非常に貴重なゴールを決めたことを喜んでいる」

「私は彼がここに残ることに自信を持っているが、それはどういう意味だろうか? 私には分からない」(c)AFP/Ivan SPECK