【12月17日 AFP】17-18フランス・リーグ1は16日、第18節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は、3試合ぶりに復帰したネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が2得点2アシストを記録し、レンヌ(Stade Rennes FC)に4-1で勝利した。

 9日のリール(Lille OSC)戦で出場停止だったネイマールは、家庭の事情でブラジルに帰国したため、13日のストラスブール(Strasbourg)とのフランスリーグ杯(French League Cup 2017-18)を欠場していた。

 戦列復帰したネイマールは前半4分、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)のクロスに合わせて先制点を挙げると、同17分にはエムバペのゴールをお膳立てした。PSGは後半に1点を返されたものの、その後はエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)、ネイマールが追加点を挙げた。

 PSGのウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は、「ネイマールのような選手を見ると、きょうここにいたすべてのファンやテレビで見ていた人はPSGを応援してしまったのではないかと思う。サッカーが好きなのであれば、ネイマールのような選手を見るのは喜びでしかない」とコメントしている。

 首位でウインターブレークを迎えることが決まっているPSGは、2位ASモナコ(AS Monaco)に勝ち点9差をつけているが、12月に入ってリーグ戦でストラスブールに黒星を喫し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)ではバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に敗れるなど、不安定さを露呈していた。

 しかし、ネイマールとエムバペ抜きでリーグ杯でストラスブールに4-2で勝利しており、両選手が先発で起用された今節でも4得点を奪った。(c)AFP/Martyn WOOD