【12月16日 AFP】スペイン1部リーグ、セビージャFC(Sevilla FC)のエドゥアルド・ベリッソ(Eduardo Berizzo)監督が15日、レバンテ(Levante)戦で前立腺がんの手術からわずか3週間ほどで戦線に復帰した。

 セビージャは同日にホームページで「指揮官が控室に姿を現して選手たちを驚かせ、チーム内で話をした後、戦術練習を行った」と発表。その後、この日の試合を前にしたホテルでの最終準備にも取りかかり、本拠地サンチェス・ピスファン(Sanchez Pizjuan)での試合では、ベンチに陣取った。

 ベリッソ監督が先月28日に手術を受けた後、アシスタントコーチのエルネスト・マルクッチ(Ernesto Marcucci)氏が暫定的に指揮をとったセビージャは、スペイン国王杯(Copa del Rey 2017-18)4回戦でFCカルタヘナ(FC Cartagena)、リーグ戦でデポルティボ・ラ・コルーニャ(Deportivo La Coruna)に勝利すると、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)では16強進出を決めた。

 前節は0-5とレアル・マドリード(Real Madrid)に大敗を喫したセビージャは、この日のレバンテとの一戦を0-0のドローで終えている。(c)AFP