【12月16日 AFP】(更新)インドネシア・ジャワ(Java)島で15日深夜、マグニチュード(M)6.5の強い地震が発生し、3人が死亡した。当局が明らかにした。同島にある首都ジャカルタも揺れに襲われ、住民らの間には不安が広がった。

 地震は16日午前0時(日本時間同日午前2時)直前に発生。米地質調査所(USGS)によると、震源はジャカルタから約300キロ離れた同島沿岸の町チパトゥジャ(Cipatujah)から1キロ未満の位置で、震源の深さは91キロ。津波発生の兆候は今のところないものの、当局は地震後に津波警報を発令したと述べている。

 災害対策当局によると、西ジャワ(West Java)州チアミス(Ciamis)県ペカロンガン(Pekalongan)で、崩壊した家屋の下敷きになった62歳の男性と80歳の女性が死亡。また、ジョクジャカルタ(Yogyakarta)では自宅から避難する際に34歳の女性がした。他に同島各地で少なくとも5人が負傷したと伝えられている。(c)AFP