【12月15日 AFP】(更新)ロシア・モスクワの裁判所は15日、元経済発展相で収賄の罪に問われていたアレクセイ・ウリュカエフ(Alexei Ulyukayev)被告に対し、矯正労働収容所での懲役8年の有罪判決を言い渡した。

 ウリュカエフ被告は、ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)氏が実権を握る17年の間、逮捕された政府関係者の中では最高位。

 ラリサ・セミョーノバ(Larisa Semyonova)判事は同被告に対し、1億3000万ルーブル(約2億4800万円)の罰金の支払いも命じた。

 検察側は懲役10年を求刑していたが、それよりはわずかに短い、矯正労働収容所での懲役8年という量刑となった。

 ウリュカエフ被告は、判決は「不当」だとして上訴の意向を示した。(c)AFP/Marina LAPENKOVA