【12月14日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)が、来年1月の移籍市場で若手ブラジル人MFのヴェンデウ(Marcus Wendel Valle da Silva)を獲得することが明らかになった。同選手の代理人が13日、仏スポーツ日刊紙レキップ(L'Equipe)に明かした。

 20歳のヴェンデウはカンピオナート・ブラジレイロ(ブラジル全国選手権)1部のフルミネンセ(Fluminense)で頭角を現す見事なシーズンを過ごしており、代理人のカルロス・エンリケ・ブラジウ(Carlos Henrique Brasil)氏が同紙に語ったところによれば、「夢のようなパリへの移籍」に合意したという。

 ヴェンデウは、長期的には現在35歳のMFティアゴ・モッタ(Thiago Motta)の代役を務めることになると考えられているが、来年7月まではポルトガル1部リーグのFCポルト(FC Porto)にレンタル移籍されることになるとみられる。

 ブラジウ氏は「PSGがどんな判断を下そうともヴェンデウの準備は整っている。彼はさまざまな魅力を持っている」とコメントしている。

 野心的なPSGは今夏、ネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)とダニエウ・アウベス(Daniel Alves)の両ブラジル人選手を獲得しており、チアゴ・シウバ(Thiago Silva)とマルキーニョス(Marcos Aoas Correa "Marquinhos")という同国出身DFも所属している。(c)AFP