【12月13日 AFP】国際サッカー連盟(FIFA)は、コロンビア代表MFのエドウィン・カルドナ(Edwin Cardona)が、11月に行われた韓国との親善試合で「差別的な」ジェスチャーをしたとして、5試合の出場停止処分および罰金2万スイスフラン(約230万円)を科した。

 水原ワールドカップ競技場(Suwon World Cup Stadium)で先月10日に行われた韓国戦の後半に両チームが小競り合いになった際、カルドナは目を指でつり上げているところを映像にとらえられており、韓国の主将を務める奇誠庸(Ki Sung-Yueng、キ・ソンヨン)は「人種差別的な振る舞いは絶対に受け入れられない」と、この行動を非難していた。

 コロンビアの2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)前の親善試合は、現時点で来年3月のフランス戦が確定しているだけだが、本大会の開幕前に5試合を組む可能性は高く、カルドナが6月19日に行われる日本とのグループ初戦に出場することに支障はないとみられる。(c)AFP