【12月13日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは12日、第17節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は3-1でハダーズフィールド・タウン(Huddersfield Town)に勝利。前節敗れた後はリーグ優勝の可能性はついえたと指揮官は白旗を上げていたが、選手たちは見事な立て直しをみせた。

 チェルシーは前半23分、ウィリアン(Willian Borges da Silva)のパスに抜け出したティエモエ・バカヨコ(Tiemoue Bakayoko)が、GKの頭を越える技ありのシュートを決めて先制。7月にフランス・リーグ1のASモナコ(AS Monaco)から加入して以降の低調なパフォーマンスを批判していたサポーターに応えた。

 ハーフタイム直前には、左サイドからのクロスをウィリアンがヘディングでたたき込んで2点目。後半開始直後にもペドロ・ロドリゲス・レデスマ(Pedro Rodriguez Ledesma)が得点を決めたチェルシーは、13日にホームでボーンマス(AFC Bournemouth)と戦う2位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に勝ち点で並んだ。

 チェルシーを率いるアントニオ・コンテ(Antonio Conte)監督は試合後、BTスポーツ(BT Sport)に対し「良い勝利だった。最初からいいサッカーができた」と満足感を示した。

 一方、今季好調のバーンリーFC(Burnley FC)は1-0でストーク・シティ(Stoke City)を退け、チェルシーから一つ下の暫定4位となった。またクリスタルパレス(Crystal Palace)は終了間際の2得点でワトフォード(Watford FC)から2-1の劇的勝利を収め、降格圏から脱出した。(c)AFP/Mike WHALLEY