【12月13日 AFP】(更新)北朝鮮国営の朝鮮中央通信(KCNA)は13日、金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong-Un)朝鮮労働党委員長が12日の式典で、北朝鮮を「世界最強の核保有国」にすると表明したと伝えた。

 最近実施され、北朝鮮が米国に到達可能だとしているミサイルの発射実験に関わった作業員らを前に行った演説で述べた。

 金委員長は、北朝鮮は「勝ち誇って前進し、世界最強の核大国、軍事強国として躍進する」と語ったという。

 北朝鮮は今年9月に過去最大規模の核実験を断行。ミサイルの発射実験も繰り返し、先月には大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星15(Hwasong 15)」の試射に成功したと発表した。このミサイルについて北朝鮮は「超大型重量級の核弾頭」を米本土のどこにでも運べると主張している。(c)AFP