【12月12日 CNS】中国・四川省(Sichuan)綿竹市(Mianzhu)人民政府報道弁公室の公式ウェイボー(微博、Weibo)によると、10日午後0時39分、綿竹市九龍(Jiulong)鎮九龍寺(Jiulong Temple)の大雄宝殿で火災が発生した。火災発生当時は強風で、隣接する祖師殿、木造の毗盧(Pilu)仏塔にも燃え移り、約800平方メートルを全焼し、約4時間後の同4時30分ごろに鎮火した。けが人はなかった。

 九龍寺は民衆宗教局の許可を得て建立された仏教寺で、綿竹市九龍鎮の市街地から7キロ離れた場所に位置する。2008年の「四川大地震」の際に全壊したが、10年から修復作業が始まっていた。

 以前に報道された情報などによると、九龍寺は地震後の修復が完全に済んでおらず、焼失した木造塔は8年計画の改修作業中だった。16層の木造塔は、「ほぞ」を継ぎ手として組み合わせた「榫卯」と呼ばれる中国伝統の建築を採用しており、アジアで最も高いと言われていた。

 火災発生後、徳陽市(Deyang)委員会、市政府の主要責任者の指示のもと、徳陽市公安局、消防、民衆宗教局などの部門と共に、現場での避難活動や消火救援作業を行った。

 事故の原因については調査中という。(c)CNS/JCM/AFPBB News