【12月12日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が11日に行われ、約40年ぶりの3連覇を狙うレアル・マドリード(Real Madrid)はパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と激突することが決まった。

 1970年代中盤にバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が前身大会で3年連続の栄冠に輝いて以降、同大会で3連覇を飾ったクラブは存在しない。そのため、仮に通算12回の優勝経験を誇るレアルが来年5月に行われる決勝で再び頂点に立てば、その功績は非常に大きな意義を持つことになる。

 一方、スペイン1部リーグのライバルであるFCバルセロナ(FC Barcelona)はチェルシー(Chelsea)を引き当てた。また、現在イングランド・プレミアリーグ首位のマンチェスター・シティ(Manchester City)は、ここ数年同国のクラブから好成績を収めているFCバーゼル(FC Basel)と対戦する。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部で現在首位を走るバイエルンはトルコの強豪ベシクタシュ(Besiktas)、前回準優勝のユベントス(Juventus)はトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)と顔を合わせる。

 また、3度の大会制覇を果たした実績を持つマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)はセビージャFC(Sevilla FC)、同5度のリバプール(Liverpool FC)はFCポルト(FC Porto)と8強入りをかけて対戦。ウクライナの伏兵シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)はASローマ(AS Roma)と激突する。

 第1戦は来年2月13日と14日、20日と21日、第2戦は3月6日と7日、13日と14日に行われる。(c)AFP