【12月12日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)の兄で、先月銃の不法所持で逮捕されていたマティアス(Matias Messi)被告が11日、母国アルゼンチンで自宅軟禁の判決を言い渡された。

 現在35歳のマティアス被告は先月30日、顔を負傷して血が付着したモーターボートで漂流しているところを発見されて病院に搬送されたが、砂州に衝突したとみられるボートから銃器が見つかったとして逮捕されていた。

 検察によると被告は同日、病院を退院して首都ブエノスアイレスから300キロメートル北に位置するロサリオ(Rosario)の自宅に身柄を移されることになっている。

 銃の不法所持の前科があるマティアス被告について、検察は「父親のホルヘ・オラシオ・メッシ(Jorge Horacio Messi)氏が保証人になることで、被告の自宅軟禁に合意した」と述べた。

 メッシ家の弁護士は報道陣に対して、被告は「善良な人間であり、逃亡する恐れはない」と語った。銃の不法所持は通常、3年6月から8年の禁錮刑を求刑される。(c)AFP