【12月10日 AFP】17-18ドイツ・ブンデスリーガ1部は9日、第15節の試合が行われ、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)はアルトゥーロ・ビダル(Arturo Vidal)のリーグ戦最近4試合で4得点目となるゴールを守り切り、フランクフルト(Eintracht Frankfurt)に1-0で勝利して2位との勝ち点差を8に広げた。

 この結果、バイエルンの7シーズン連続となる「ヘルプストマイスター(秋の王者、前半戦首位)」が決定した。ブンデスリーガ1部は12月17日が終わると冬の中断期間に入る。

 バイエルンのユップ・ハインケス(Jupp Heynckes)監督は、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に3-1で勝利した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)からメンバーを大きく変更し、PSG戦でゴールを決めたロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)とコランタン・トリソ(Corentin Tolisso)をベンチに置いた。

 また、第3GKのトム・シュターケ(Tom Starke)が先発に入ったのも驚きだった。シュターケは、足を骨折中のマヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)に代わって起用されていたスヴェン・ウルライヒ(Sven Ulreich)がウオーミングアップ中に負傷したため、急きょ起用された。

 昨季限りで現役を引退して下部組織で働いていたものの、9月にチームの事情で復帰した36歳のシュターケは、チャンピオンズリーグでも登録メンバーに入っている。シュターケは「ここ数年はこういう立場で過ごしてきたし、まだまださび付いてはいないよ」と語った。(c)AFP