【12月8日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)は7日、グループリーグ第6節が各地で行われ、アーセナル(Arsenal)は6-0でBATEボリソフ(BATE Borisov)に勝利した。

 2日のイングランド・プレミアリーグでマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に敗れた試合から11人が入れ替わったアーセナルだったが、控え主体ながらも見事なプレーを披露し、アーセン・ベンゲル(Arsene Wenger)監督にクラブでの通算700勝目をプレゼントした。前半11分には、相次ぐけがに見舞われていたマテュー・ドゥビュシー(Mathieu Debuchy)が、1082日ぶりとなるゴールで先制点を挙げている。

 その他グループHでは、ドイツ・ブンデスリーガ1部で今季まだ勝ち星を挙げられていないケルン(1. FC Cologne)が、レッドスター・ベオグラード(Red Star Belgrade)と対戦。前節はアーセナルに勝利し、この試合引き分けでも決勝トーナメント進出となるはずだったケルンは、0-1で敗れてレッドスターがアーセナルと勝ち点4差の2位に浮上した。

 グループIではオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)が0-0でレッドブル・ザルツブルク(Red Bull Salzburg)と引き分けたため、両チームが32強入りを決めた。

 前節、5-1とエバートン(Everton)を一蹴したアタランタ(Atalanta)は好調のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)を1-0で下し、グループEを首位通過した。組2位となったリヨンは、決勝トーナメント1回戦で、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)の各組3位チームのアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)やナポリ(SSC Napoli)と対戦する可能性もある。

 グループLでは、元チェルシー(Chelsea)のDFブラニスラフ・イヴァノヴィッチ(Branislav Ivanovic)が見事なオーバーヘッドシュートを決めたFCゼニト(FC Zenit)が、3-1でレアル・ソシエダ(Real Sociedad)を下し、相手チームを2位に抑えて首位通過を決めた。

 3日のイタリア・セリエAで最下位のベネベント(Benevento Calcio)と2-2で引き分けたACミラン(AC Milan)は、敵地でHNKリエカ(HNK Rijeka)に0-2で敗れ、ジェンナロ・ガットゥーゾ(Gennaro Gattuso)監督の就任後初白星はお預けとなった。同組では、ミランとともにAEKアテネ(AEK Athens)が32強入りを決めている。

 また、大会で2度の準優勝を果たしているアスレティック・ビルバオ(Athletic Bilbao)は2-0でFCゾリャ・ルハンシク(FC Zorya Luhansk)を下し、決勝トーナメントに駒を進めている。(c)AFP