【12月8日 時事通信社】トランプ米大統領がエルサレムをイスラエルの首都と認めたことを受け、パレスチナ各地で7日、抗議デモが行われ、イスラエル治安部隊との衝突で負傷者は100人を超えた。赤新月社などが発表した。さらに、パレスチナ自治区ガザからは相次ぎロケット弾が発射された。イスラム教の金曜礼拝が行われる8日を前に緊迫した空気がパレスチナを包んでいる。

 ヨルダン川西岸の主要都市やガザのイスラエル境界付近では7日、パレスチナ人の若者らがイスラエル兵と衝突した。イスラエル軍は催涙ガスやゴム弾で応戦し、怒号が飛び交った。

 ガザからのロケット弾をめぐっては、イスラム厳格派(サラフィスト)組織が声明を出し「米国がエルサレムをユダヤ人国家の首都と認めたことへの最初の返事だ」と発表した。ロケット弾はガザ領内に着弾したが、イスラエル軍はガザの「テロリストの拠点」2カ所に報復攻撃した。(c)時事通信社