【12月7日 AFP】韓国南部の済州(Jeju)島で開催された世界遺産委員会(World Heritage Committee)で7日、イタリアのナポリピザの職人「ピッツァイオーロ(pizzaiuolo)」たちの技が国連教育科学文化機関(UNESCO、ユネスコ)の無形文化遺産(Intangible Cultural Heritage of Humanity)に登録されることに決まった。

 空気を混ぜ込めるために空中に生地を回し投げながらピザを作る技は、イタリア南部の都市ナポリで何世代にも渡って受け継がれ、歌や物語をも含めた由緒ある儀式のような姿となった。

 一方、マウリツィオ・マルティーナ(Maurizio Martina)農林相はツイッター(Twitter)に「勝利!」と書き込み、「イタリアの食とワインという文化遺産を守るためにまた一歩前進した」と喜びをあらわにした。

 委員会に出席したペコラロ・スカーニオ(Pecoraro Scanio)前農林相もツイッターに「ナポリのピッツァイオーロの職人技、万歳!」とのメッセージを投稿した。(c)AFP