【12月7日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部で最下位に低迷するケルン(1. FC Cologne)は6日、監督としてリーグ優勝経験のあるアルミン・フェー(Armin Veh)氏をゼネラルマネジャー(GM)に招へいした。2007年にVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)を優勝に導いた56歳は、2020年6月までの契約にサインしている。

 ケルンは3日にペーター・シュテーガー(Peter Stoeger)監督を解任しており、フェー氏にとっては、現在1部自動残留となる15位から11ポイント離されているチームの立て直しが任務となる。

 2015-16シーズンにフランクフルト(Eintracht Frankfurt)の監督を途中解任されたフェー氏は、「ケルンのプロジェクトに取り組む機会を得られて喜んでいる。この伝統的なサッカークラブで何かを起こす。これは大きなチャレンジであるのと同時に大きなチャンスだ」とコメントしている。

 フェー氏はVfLボルフスブルク(VfL Wolfsburg)、ハンブルガーSV(Hamburg SV)、フランクフルトなどで監督を務めてきたが、10年以上前にシュツットガルトで成し遂げたリーグ優勝が唯一のタイトルとなっている。

 第14節を終えて未勝利のケルンは、暫定的にU-19チームを率いるシュテファン・ルーテンベック(Stefan Ruthenbeck)氏が3週間指揮を執ることが決まっている。(c)AFP