【12月7日 AFP】サッカーAFCチャンピオンズリーグ(AFC Champions League 2018)のグループリーグ組み合わせ抽選会が6日、マレーシアの首都クアラルンプールで行われ、鹿島アントラーズ(Kashima Antlers)は中国FAカップ(CFA Cup)王者の上海申花(Shanghai Shenhua)と同組のグループHに入った。

 2016年のクラブW杯(2016 FIFA Club World Cup)で準優勝に輝いた鹿島は、上海申花、オーストラリア・Aリーグで首位に立つシドニーFC(Sydney FC)などとしのぎを削ることになる。先月の中国FAカップ決勝で上海申花は、去就が不透明となっているカルロス・テベス(Carlos Tevez)を欠きながらも上海上港(Shanghai SIPG)に勝利し、出場権を獲得していた。

 大会2度の優勝を誇る中国スーパーリーグ(1部)王者の広州恒大(Guangzhou Evergrande)は、済州ユナイテッドFC(Jeju United FC、韓国)、ブリーラム・ユナイテッド(Buriram United、タイ)、そして第97回天皇杯(The 97th Emperor's Cup)を制したチームと対戦する。

 また、Jリーグ1部(J1)王者の川崎フロンターレ(Kawasaki Frontale)がグループFに入った一方、前回大会覇者の浦和レッドダイヤモンズ(Urawa Red Diamonds)は出場権を逃している。

 東アジアからの覇権奪回を目指す中東勢では、前回準優勝のアル・ヒラル(Al Hilal、サウジアラビア)がエステグラル・テヘランFC(Esteghlal Tehran FC、イラン)、アル・ライヤンSC(Al-Rayyan SC、カタール)などと同組となった。

 グループステージは来年2月から4月まで中東地区と東アジア地区に分かれて行われ、両地区を勝ち上がった2チームが11月の決勝で対戦する。