【12月7日 CNS】いかにしてインターネット空間の運命共同体の開放・シェア・構築を実現するか──。「世界インターネット会議(World Internet Conference)烏鎮サミット」が3日、中国・浙江省(Zhejiang)嘉興市(Jiaxing)烏鎮(Wuzhen)行われ、世界中から招待された約400社、1500人が議論を交わした。注目すべきは、今会議では初めて、「新興のユニコーン企業」ブースが設置されたことだ。世界最大の児童用オンライン英語教育プラットフォームを手掛ける「VIPKID」も、ユニコーン企業として初めて同会議に招待された。

「新興のユニコーン」ブースには、シェア自転車の「モバイク(Mobike)」と「ofo」、ディープラーニングなどを研究開発する「曠視科技(Megvii Technology)」など、急成長中のベンチャー企業が一堂に会し、VIPKIDは最も目立つ位置に展示された。中国が、オンライン教育を重視し力を入れていることが伺える。

「シェアリングエコノミーのイノベーションと未来の展望」をテーマとしたフォーラムでは、VIPKIDの創業者、米雯娟(Cindy Mi)CEOと国家情報センター(State Information CenterSIC)の張新紅(Zhang Xinhong)最高情報責任者(CIO)、モバイクの王暁峰(Wang Xiaofeng)CEO、バーミンガム大学(University of Birmingham)のアレン・ジョージ(Allen George)教授といった専門家が、シェアリングエコノミーの未来について討論した。

 VIPKIDが8月に開発した児童用オンライン中国語教育プラットフォーム「Lingo Bus」の責任者である蘇海峰(Su Haifeng)氏によると、同サービスの有料会員は3年後には5万人になると予想しているという。(c)CNS/JCM/AFPBB News