【12月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は6日、グループF第6節が各地で行われ、シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)はブラジル出身選手の活躍でマンチェスター・シティ(Manchester City)から2-1の勝利を収め、16強入りを決めた。

 勝ち点1を獲得すれば2位でのグループリーグ突破が決まるシャフタールは、両チーム合わせて先発の半数をブラジル出身選手が占めた試合で、同国生まれのウクライナ代表、マルロス(Marlos Romero Bonfim)のラストパスからベルナルジ(Bernard Anicio Caldeira Duarte)とイスマイリー(Ismaily Goncalves dos Santos)がゴールを決めて前半に2点を先行。終了直前に1点を返されたが逃げ切った。

 グループのもう1試合では、後半ロスタイムに逆転ゴールを許したナポリ(SSC Napoli)が、1-2で10人のフェイエノールト(Feyenoord)に敗れたため、シャフタールは負けたとしても突破が決まっていた。

 決勝トーナメントに駒を進めたシャフタールは、11日に行われる組み合わせ抽選会でFCバルセロナ(FC Barcelona)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)といった楽しみな相手を引き当てる可能性がある。

 一方、大幅にメンバーを落としてこの試合に臨んだシティは、全体の3分の2以上とボール保持率では圧倒したものの、本調子にはほど遠く、今季初黒星を喫している。(c)AFP