【12月6日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は5日、グループD第6節が行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はパコ・アルカセル(Paco Alcacer)のヘディングシュートと終盤のオウンゴールでスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)を2-0で下し、グループリーグの戦いを無敗で終えた。

 すでにグループ首位通過を決めているバルセロナは、リオネル・メッシ(Lionel Messi)を前節に続きベンチスタートにするなど、エルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督が2日のセルタ(Celta de Vigo)戦から先発8人を変更した。

 一方のスポルティングは、決勝トーナメントに進むには勝つしかない状況だったが、チャンピオンズリーグのホームゲームで5年間負けていないバルセロナに対し、先制されるまで積極性を見せることができなかった。

 バルベルデ監督は試合後、beINスポーツ(beIN Sports Spain)に対し「勝たなくてはいけなかったのは相手の方だったはずだが、向こうは後半の選手交代を待って勝負をかけにきた」と話した。

「われわれは常に攻撃的なサッカーを求められている。それだけのメンバーがいるし、クラブが長年培ってきたスタイルでもあるからだ。それがうまくいったときもあれば、そうでなかったときもあるが、目指すところは常に変わらない」

 グループDでは同日、オリンピアコス(Olympiacos)を下したユベントス(Juventus)がバルセロナと共に16強入りを決めたため、スポルティングはヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)へまわることになった。(c)AFP