【12月5日 AFP】サッカーアルゼンチン代表として活躍するリオネル・メッシ(Lionel Messi)の銅像が再び破壊された――。同国の首都ブエノスアイレスに建てられていた英雄の銅像は、3日夜から4日未明にかけて足首より上が切り落とされ、台座に残った足は依然としてボールを追ったままだが、切断部分は地面に落ちて横たわっていた。

 スペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)でプレーするメッシの銅像は、同選手が一時的に代表引退を表明した際の2016年6月に建立されたもので、今年1月上旬に起きた1度目の襲撃では胴体部分が真っ二つにされていた。

 この銅像がある「栄光の通り(Paseo de las Glorias)」には、米プロバスケットボール(NBA)のエマヌエル・ジノビリ(Manu Ginobili)、元男子テニスのギレルモ・ビラス(Guillermo Vilas)氏、フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)の名ドライバーであるファン・マヌエル・ファンジオ(Juan-Manuel Fangio)氏らのモニュメントも建てられている。

 今回は他に被害はなかったものの、2016年には元女子テニスのガブリエラ・ サバティーニ(Gabriela Sabatini)氏の銅像からラケット部分が盗まれたこともあった。(c)AFP