【12月4日 AFP】米大リーグ(MLB)、ニューヨーク・ヤンキース(New York Yankees)のブライアン・キャッシュマン(Brian Cashman)ゼネラルマネジャー(GM)は3日、チームがポスティングシステム(入札制度)を使ってMLB移籍を目指す大谷翔平(Shohei Ohtani)の争奪戦から脱落したと明かした。

 キャッシュマンGMは同日、大谷が西海岸の球団やマーケット規模の小さい球団を希望しているとした上で、ヤンキースが移籍先候補から除外された旨を伝えられたと明かした。さらに同GMは、大谷に対して「最高」のプレゼンテーションをした手ごたえがあったが、23歳の二刀流が自軍に興味がないことをすぐさま感じ取ったとも話している。

 また米紙ボストン・グローブ(Boston Globe)は、ボストン・レッドソックス(Boston Red Sox)も同様に獲得レースからの脱落を告げられたと報道。その他のメディアでは、トロント・ブルージェイズ(Toronto Blue Jays)やピッツバーグ・パイレーツ(Pittsburgh Pirates)、ミネソタ・ツインズ(Minnesota Twins)、ミルウォーキー・ブリュワーズ(Milwaukee Brewers)、ニューヨーク・メッツ(New York Mets)が、契約の可能性が消滅したチームとして名前を挙げられている。

 その一方で報道では、シアトル・マリナーズ(Seattle Mariners)やサンフランシスコ・ジャイアンツ(San Francisco Giants)などの9球団が、2次選考とされる大谷との面談へ進んだと伝えられている。(c)AFP