【12月3日 AFP】サッカーオーストラリア代表の指揮官を先月退任したアンジェ・ポステコグルー(Ange Postecoglou)氏が、Jリーグ1部(J1)に所属する横浜F・マリノス(Yokohama F Marinos)の次期指揮官の有力候補に挙がっていることがわかった。オーストラリアの現地紙が報じている。

 シドニー・モーニング・ヘラルド(Sydney Morning Herald)紙は、ポステコグルー氏が後任選定の「枠に間違いなく入っている」と報道。同氏に近い筋の話として、ポステコグルー氏が現在オファーを検討しており、早ければ来週にも話がまとまる可能性があると伝えた。

 ポステコグルー氏は、先月オーストラリアの指揮官を退任した際、海外で指導したいという思いを理由の一つに挙げていた。マリノスは、11月上旬に現指揮官のエリク・モンバエルツ(Erick Mombaerts)監督が退任することを発表している。

 マリノスの少数株主であるシティ・フットボール・グループ(CFG)は、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)のほかに、米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFC(New York City FCNYCFC)、豪Aリーグのメルボルン・シティ(Melbourne City)などを所有している。

 一方のオーストラリア代表は、W杯ロシア大会(2018 World Cup)の出場決定からわずか1週間後にポステコグルー監督が退任し、後任はまだ見つかっていないが、格上ばかりのグループでも突破は可能だと楽観的な見通しを示している。(c)AFP