【12月1日 AFP】米連邦準備制度理事会(FRB)のランダル・クオールズ(Randal Quarles)副議長は11月30日、「ビットコイン(bitcoin)」などの仮想通貨の利用が拡大していることについて、金融の安定の脅威になり得るとの見方を示した。

 ビットコインの価格は今週に入って急騰し、年初の10倍以上の価格となっている。

 クオールズ副議長は、危機の発生時には銀行預金者からの流動性への需要が急増し、主要な金融機関に負担がかかると説明。その上で、同じような状況で仮想通貨がどのような動きをするのか分からないと警戒感を示した。

 ビットコインのような仮想通貨は、中央銀行が介在せず、暗号化して取引される。クオールズ氏は、現時点では仮想通貨が大きな懸念材料にはならない可能性があるとしながらも、利用が拡大すれば金融の安定にさらに深刻な問題を招きかねないと指摘している。(c) AFP