【11月29日 CNS】中国への輸入製品187項目の関税が、12月1日から引き下げられる。中国財政部が27日、公式ウェブサイトで発表した。平均税率は、現行の17.3%から7.7%まで下がるという。

 中国はこれまでに3度、輸入関税の調整を実施しているが、今回は過去と比較して規模が大きい。対象範囲が拡大され、減税率もさらに大きい。国民の高い消費需要に応えるため、2015年から国民生活に密接に関連する一般商品の輸入を増加し、すでに服飾、バッグ類、靴、食品や薬品などの一部の関税を引き下げている。

 今回は、これまでの減税をもとに、健康食品を含む食品、薬品、衣類・靴・帽子、家電用品、文化・娯楽用品、雑貨アイテムなどの輸入関税をさらに下げていく。(c)CNS/JCM/AFPBB News