【11月28日 AFP】英国のヘンリー王子(Prince Harry)は27日、米女優メーガン・マークル(Meghan Markle)さんとの婚約発表後、初めて2人そろって公の場に姿を現し、マークルさんとは「初めて出会ったとき」に恋に落ちたと語った。

 スーツ姿のヘンリー王子は、白いコートを身にまとったマークルさんと手をつなぎ、ロンドンのケンジントン宮殿(Kensington Palace)にある庭園に登場。「とても嬉しい」と述べ、写真撮影のためにポーズをとった。

 マークルさんはヘンリー王子の手をとりながら「とても、すごく幸せ」と語り、王子自らがデザインした婚約指輪を披露した。

 婚約指輪にあしらわれているダイヤには、王子が何度も訪れているボツワナで採れたものが1つ、また故ダイアナ元皇太子妃(Princess Diana)が所有していたものが2つ含まれている。

 白人の父親と黒人の母親を持つマークルさんは離婚歴があり、また女性の権利推進者としても知られており、英国王室には異例の人物。2人は昨年7月、ロンドンで共通の友人を通じて知り合ったが、初めて公の場に連れだって現れたのは今年9月になってからだった。(c)AFP