【11月27日 AFP】バドミントン、香港オープン(YONEX-SUNRISE Hong Kong Open 2017)は26日、男子シングルス決勝が行われ、元世界ランキング1位で大会第8シードのリー・チョンウェイ(Chong Wei Lee、マレーシア)が21-14、21-19で第5シードのチェン龍(Long Chen、チェン・ロン、中国)を下して優勝を飾り、引退が近づいているのではないかとする周囲の声を黙らせた。

 前週の中国オープン(Tahoe China Open 2017)では、決勝で世界1位のヴィクター・アクセルセン(Viktor Axelsen、デンマーク)を破って大会4度目の優勝を飾ったチェンだったが、この日はキャリア終盤に差し掛かり最近はランキングも下がっていた35歳のリーに苦杯をなめた。

 一方の女子シングルス決勝では、第1シードの戴資穎 (Tzu Ying Tai、タイ・ツーイン、台湾)が21-18、21-18で第2シードのプサルラ・シンドゥ(Pusarla V. Sindhu、インド)を試合時間45分で一蹴。リオデジャネイロ五輪で銀メダルを獲得したシンドゥは、昨年の香港オープンでも世界ランク1位の戴に屈していた。(c)AFP