【11月25日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)、クリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)のデリック・ローズ(Derrick Rose)がチームを離脱し、自身の去就について検討する時間を取っていることが、米メディアの24日の報道で明らかになった。

 NBAのスター選手として活躍する中で故障に悩まされ続けてきたローズは、最近も左足首を痛めて7試合連続で欠場していた。米スポーツ専門チャンネルESPNはチーム関係者の話として、同選手が「負傷することに疲れ、精神的に大きなダメージを受けている」と伝えた。

 ローズはシカゴ・ブルズ(Chicago Bulls)時代の2011年にシーズン最優秀選手(MVP)に輝いたものの、その後は膝の故障が重なりキャリアに影を落としていた。

 今季からキャバリアーズに加入した29歳のローズが離脱することについてはチームも容認しており、ティロン・ルー(Tyronn Lue)ヘッドコーチ(HC)は、「好きなだけ時間をかけることだ。幸運を祈るとともに、彼の復帰を願っている」とコメントした。

 ローズは先月20日の試合で足首を負傷し、その後5試合ぶりに出場を果たしたものの、今月7日に再びけがを悪化させて以来プレーしていない。

 通算3度のオールスター選出を誇るローズは、今季7試合に出場して一試合平均14.3得点、2.6リバウンドを記録する一方で、2.7ターンオーバーを喫している。(c)AFP