【11月25日 AFP】17-18イングランド・プレミアリーグは24日、第13節の試合が行われ、ウェストハム(West Ham)は1-1でレスター・シティ(Leicester City)と引き分け、デビッド・モイーズ(David Moyes)新監督は同クラブで初の勝ち点を手にした。

 下位に苦しむウェストハムは、本拠地ロンドン五輪スタジアム(London Stadium)で前半8分にレスターのマーク・アルブライトン(Marc Albrighton)に先制ゴールを許したものの、ハーフタイム直前にシェイフ・クヤテ(Cheikhou Kouyate)が同点弾を決めた。

 しかしながら、低水準の一戦で両チームはともに決勝点を奪えずに試合を終えた。

 週末に今節のその他の試合を控える中、勝ち点1を手にしたウェストハムは得失点差の関係で降格圏の18位にとどまっている。

 前節ワトフォード(Watford FC)に惨敗を喫してクラブの上層部と選手に愛想を尽かしていたウェストハムのサポーターだったが、この日の戦いぶりがその関係性の修復に一役買っている。

 モイーズ新監督は英スカイ・スポーツ(Sky Sports)に対し、「今夜がわれわれにとってスタートになった。ファンは素晴らしかった。さまざまな否定的な声が聞こえてきたが、逆だった。ウェストハムとの対戦となると、厳しい敵地、厳しいサポーターがいたが、今日もまさしくそうだった。サポーターは全面的に選手を応援し、選手もそれに応えた」とコメントした。

「選手は今日基準を作ったが、それでも引き分けにしかならなかった。試合からさらに何かを得ようとするのなら、その基準を高め続けていく必要がある」 (c)AFP