【11月25日 AFP】スペイン1部リーグ、FCバルセロナ(FC Barcelona)のリオネル・メッシ(Lionel Messi)が24日、昨季の欧州リーグ最多得点者に贈られる欧州ゴールデンシュー賞を受賞し、年齢を重ねるごとに成長を実感していると明かした。

 通算5度のバロンドール(Ballon d'Or)に輝き、昨季は欧州各リーグの中でトップの37得点を記録した30歳のメッシは、地元バルセロナでトロフィーを受け取ると、「いつも話している通り、自分のことをストライカーだとは思っていない。だけど、いつも得点機会が与えられ、個人賞を獲得できているのは幸運だ」とコメントした。

「フィールドの外で成長しているように、ピッチ上でも進化している実感がある。成長を試合に生かし、選手として毎日楽しんでいる」

 昨季の得点ランキングではメッシに続き、ポルトガル1部のスポルティング・リスボン(Sporting Lisbon)に所属するバス・ドスト(Bas Dost)が34得点で2位、ドイツ・ブンデスリーガ1部のボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)でプレーするピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が31得点で3位だった。

 2010年、2012年、2013年に続いて通算4度目のゴールデンシューに輝いたメッシは、同賞の受賞回数では2008年、2011年、2014年、2015年に欧州得点王となったレアル・マドリード(Real Madrid)のクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)に並んだ。

 チームメートで2016年の受賞者であるルイス・スアレス(Luis Suarez)からトロフィーを受け取ったメッシは、今季の国内リーグでも開幕から12試合でトップの12得点を記録している。(c)AFP