【11月24日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のアリエン・ロッベン(Arjen Robben)が23日、チームとの契約が満了となる今シーズン終了後に現役を退く可能性を示唆した。

 現在33歳のロッベンは先月、母国オランダが2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)の本大会出場を逃したことを受け、代表としてのキャリアに終止符を打ったが、所属するバイエルンでは中心選手としての立場を維持している。

 独誌キッカー(Kicker)は、ロッベンの言葉として「未来は開かれている。今シーズン終了後に辞める可能性もあるし、バイエルンであと3年プレーすることもあり得る」「何でも起こり得る。今は次の試合のことだけを考え、その先については考えていない。楽しみながら、できるだけ長く高いレベルでプレーしたいんだ」と報じた。

 キャリアを通して故障に悩まされてきたロッベンは、22日にチームが2-1で勝利した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)のRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)戦で左太ももに軽い肉離れを起こしたため、25日に控えるボルシア・メンヘングラッドバッハ(Borussia Moenchengladbach)とのリーグ戦は欠場する見通しとなっている。

 かつてはイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)にも所属したロッベンは、2009年にスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)からバイエルンに移籍後、6度のリーグ制覇を達成しただけでなく、2013年にはチャンピオンズリーグのタイトルも獲得している。(c)AFP