【11月24日 AFP】米ニューヨークで23日、伝統の感謝祭パレードが行われた。セントラルパーク(Central Park)からヘラルドスクエア(Herald Square)まで、沿道には大勢の人たちが集まり、マーチングバンド、漫画やアニメのキャラクターなどをかたどった巨大バルーンに拍手を送った。

 一方で、国内各地で相次いだ襲撃事件などを受けて厳重な警備態勢が敷かれ、多くの警察官が、4キロに及ぶパレードの警備に当たった他、上空からはヘリコプターで警戒。航空班、重火器班、警察犬部隊、監視班も出動したという。

 ニューヨークでは先月31日、ピックアップトラックが自転車専用レーンに突っ込み、多くの外国人観光客を含む8人が死亡する事件が発生したばかり。市当局は類似の事件を防ぐため、交差点に大型ダンプトラックを止め、コンクリート製のバリアーも設置した。(c)AFP