【11月23日 AFP】スペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)に所属するダニエル・カルバハル(Daniel Carvajal)が22日、6-0で勝利した欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)グループH第5節のアポエル・ニコシア(APOEL Nicosia)戦で「故意に警告を受けた」として、欧州サッカー連盟(UEFA)が調査を開始したことが明らかとなった。

 カルバハルは21日の試合でグループステージ3枚目のイエローカードを提示されたため次戦が出場停止となるが、レアルはすでに2位通過での16強入りを決めているため、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)との最終節は消化試合となる。

 12月7日に行われる聞き取りで故意に警告を受けたことが判明した場合、カルバハルはUEFAの規律規定に違反したとして、さらに1試合の出場停止処分を科せられる。

 レアルの選手が故意の警告や退場でUEFAから処分されるのは今回が初めてではない。

 2010年大会でレアルは、消化試合のオセール(AJ Auxerre)戦で出場停止となるため、4-0で勝利したアヤックス(Ajax)戦の終盤にシャビ・アロンソ(Xabi Alonso)とセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が故意に退場となった。

 これにより両選手には罰金2万ユーロ(約263万円)が科され、退場になるよう指示を出した当時のジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督には2試合のベンチ入り禁止処分が言い渡されている。(c)AFP