【11月23日 AFP】フランス・リーグ1のリール(Lille OSC)は22日、マルセロ・ビエルサ(Marcelo Bielsa)監督に一時停職処分を科したことを明らかにした。

 ビエルサ監督の下でリールは今季、リーグ戦13試合で3勝しか挙げられておらず、全20チーム中19位に低迷。クラブはウェブサイトで「監督としての職務を一時的に停止」したことを明かし、後にさらなる発表をするとした。

 現在62歳のビエルサ監督は、25日に行われるモンペリエ(Montpellier HSC)とのアウェー戦に向けて23日に会見する予定となっているが、クラブはこれを予定通りに行うか態度を明確にしていない。

 2014-15シーズンにオリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)を指揮したビエルサ監督は、今年6月にリーグ1に復帰した。クラブも移籍市場で6000万ユーロ(約79億円)の資金を投じたものの、これまで結果を残せていない。

 第11節と第12節でメッス(FC Metz)とサンテティエンヌ(AS Saint-Etienne)に連勝し立ち直りの気配をみせていたリールだったが、20日に昇格組のアミアン(Amiens SC)に0-3で敗れたことにより、現在は自動降格となる19位に沈んでいる。(c)AFP