【11月23日 AFP】デンマーク警察は22日、コペンハーゲン沖で切断された左腕が発見されたと発表した。デンマーク人発明家が製造した潜水艇を取材していたスウェーデン人女性ジャーナリスト、キム・ウォール(Kim Wall)さん(31)のものとみられるが、最終的に確認するためには数週間を要するという。

 以前発見された両脚と同様、左腕にも重りとして金属が付けられていた。

 コペンハーゲン警察の声明によれば、左腕は21日、先に頭部と両脚が見つかった場所から約1キロ離れた場所で発見された。

 潜水艇を製造したデンマーク人発明家のピーター・マッセン(Peter Madsen)容疑者は10月、ウォールさんの遺体を切断したことを認めている。

 ウォールさんは8月10日、マッセン容疑者を取材した後に行方不明となり、その後コペンハーゲン南方のケーエ湾(Koge Bay)で切断された遺体が発見された。(c)AFP