【11月23日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は22日、グループC第5節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)はエデン・アザール(Eden Hazard)とウィリアン(Willian Borges da Silva)の活躍で10人のカラバフFK(Qarabag FK)から4-0の快勝を収め、力強く決勝トーナメントへ駒を進めた。

 チェルシーは前半、ウィリアンが相手DFのラシャド・サジゴフ(Rashad Sadygov)に倒されてPKを獲得。このプレーでサジゴフが退場処分になると、アザールがPKを決めて先制に成功した。さらに前半36分には、アザールの巧みなヒールパスからウィリアンが2点目を流し込んだ。

 後半28分には、またしてもウィリアンが得たPKを今度はセスク・ファブレガス(Cesc Fabregas)が決めて3点目を奪取し、終了間際にはウィリアンが豪快にこの日2点目を挙げて試合を締めくくった。

 前節ASローマ(AS Roma)戦は完敗を喫して大きな批判を浴びたチェルシーだが、これで公式戦3連勝。勝ち点を10に伸ばし、1試合を残して16強入りを決めたチームは、最終節のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)とのホームゲームで首位通過を狙う。敗れたカラバフは敗退が決まった。

 アザールは「すべてがうまくいったし、もっと点が取れても良かった。これだけ良い選手がいればプレーするのは簡単だ。25日にはリバプール(Liverpool FC)との大一番があるし、少し休めたのも良かった。土曜に向けて準備はできている」と話した。(c)AFP