【11月23日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は22日、グループB第5節の試合が行われ、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は調子を取り戻したネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が2得点を挙げるなどしてセルティック(Celtic)に7-1で大勝した。

 本拠地パルク・デ・プランス(Parc des Princes)にセルティックを迎えたPSGは、ムサ・デンベレ(Moussa Dembele)に開始1分で先制点を許したが、ネイマールの2得点ですぐさま逆転すると、さらにエディンソン・カヴァーニ(Edinson Cavani)とキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)も得点を決めて前半を終えた。

 後半30分にはマルコ・ヴェッラッティ(Marco Verratti)がチーム5点目を記録。続けてカヴァーニが自身2点目を挙げると、最後はダニエウ・アウベス(Daniel Alves)の見事なシュートが決まり、チャンピオンズリーグではクラブ史上最高の大勝を飾った。

 すでに16強入りを決め、24ゴールを挙げてグループリーグの最多得点記録を更新しているPSGは、12月にアウェーで行われるバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との最終節で、首位通過と全勝突破を狙う。バイエルンはこの日、敵地でRSCアンデルレヒト(RSC Anderlecht)に2-1で勝利した。

 PSGを率いるウナイ・エメリ(Unai Emery)監督は、圧巻のプレーを見せたネイマールについて「飛び抜けていた。本人は全試合に出たがっている。ピッチに出たときは楽しそうにプレーし、チームメートとファンにも楽しんでもらいたがっている」と話した。

 一方のセルティックはすでに敗退が決まっているが、次節ホームでのアンデルレヒト戦に大敗しなければ、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2018-19)へ回る3位に入ることができる。

 ブレンダン・ロジャース(Brendan Rodgers)監督は「われわれがレッスンを受けた試合になった。もう少しボールを持てたし、それに守備ももう少し頑張らなくてはならなかったが、パリ・サンジェルマンの質が純粋に高かったこともたたえなくてはならない」と完敗を認めた。(c)AFP/Andy SCOTT