【11月22日 AFP】米軍が、ホワイトハウス(White House)に勤務する軍人3人がドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領のアジア歴訪に同行した際、外国人女性と「不適切な接触」を持った疑いがあるとして調査をしていることが分かった。米紙ワシントン・ポスト(Washington Post)が21日、報じた。

 ワシントン・ポストは事情に詳しい当局者の話として、下士官3人がトランプ氏に同行してベトナムを訪問した際に門限を破った疑いがあると伝えている。

 3人は、政府高官の通信を管理するホワイトハウス通信局(White House Communications Agency)に所属していたという。

 国防総省のマーク・ライト(Mark Wright)報道官は、調査が行われていることをAFPに認めたものの、詳細は語らなかった。

 ワシントン・ポストによると、ホワイトハウス通信局の別の軍人4人も、8月にマイク・ペンス(Mike Pence)副大統領のパナマ訪問に同行した際、外国人女性らと不適切な行動を起こしたとの疑惑がもたれている。

 2012年には大統領警護隊(シークレット・サービス、US Secret Service)の隊員らが、南米コロンビアのカルタヘナ(Cartagena)で売春婦をホテルに連れ込むスキャンダルを起こしている。(c)AFP