【11月22日 AFP】北朝鮮軍の兵士が南北を隔てる軍事境界線にある板門店(Panmunjom)で韓国側に亡命し、北朝鮮側に銃撃された際、その兵士を追いかけた別の北朝鮮兵1人が1953年に結ばれた休戦協定に違反して境界線を越え韓国側に入っていたことが分かった。米主導の国連軍司令部(UNC)が22日、明らかにした。

 UNCが公開した監視カメラの映像によると、北朝鮮兵は脱北兵を追って軍事境界線を越え、数メートル進んだところでちゅうちょし、北朝鮮側に引き返した。映像は、13日撮影。(c)AFP