【11月22日 AFP】レックス・ティラーソン(Rex Tillerson)米国務長官は21日、37年にわたって実権を握ってきたジンバブエのロバート・ムガベ(Robert Mugabe)大統領(93)が辞任したことについて、国民にとって変化に向けた「歴史的な好機」となり、同国の国際舞台での孤立の終結につながる可能性もあると歓迎した。

 米政府はこれまで、ムガベ氏の長期支配の幕引きを促した国軍による実権掌握をクーデターと呼ぶのを控えてきた。

 ティラーソン氏は声明で「ムガベ氏が辞任したことで、きょうはジンバブエにとって歴史的な日になった。声を上げて、変化の時が来たと平和的に、だがはっきりと訴えたジンバブエの人たちすべてを祝福したい」と表明。「ジンバブエは新たな道を進む特別な好機を得た」と指摘した。(c)AFP