【11月22日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2017-18)は21日、グループF第5節が各地で行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は終盤にラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)が決勝点を挙げ、フェイエノールト(Feyenoord)に1-0で勝利し、グループ首位を確定させた。

 すでに16強入りを決めているシティは、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が週末のリーグ戦から先発7人を変更すると、なかなか均衡を破れないなか迎えた後半43分、スターリングがイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Gundogan)とのワンツーから決勝ゴールを決めた。

 シティはフットボールリーグカップ(England Football League Cup 2017-18)、ウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)戦のPK戦の勝利を含めると、これで公式戦17連勝を飾っている。

 グアルディオラ監督は「もちろん、勝たないよりは勝つ方が良い。前半はもっとできたはずだが、難しい面もあった。チームが連勝を重ねて突破も決めている、1位通過はしたいがまだチャンスがあるという状況の中、良い緊張感でプレーできなかった。しかし、それは普通のこと。最後はギュンドアンの見事なパスからスターリングが素晴らしいゴール決め、勝利できた」とコメントした。

 同日に行われた試合でナポリ(SSC Napoli)が2位シャフタール・ドネツク(Shakhtar Donetsk)を破ったため、結果的には勝利は必要なかったシティだが、それでもグループ全勝をキープ。さらにグアルディオラ監督は、先日のU-17W杯(2017 FIFA U-17 World Cup)を制したイングランド代表の17歳、フィル・フォーデン(Phil Foden)に終盤の交代出場ながらトップチームデビューを飾らせた。

 敗れたフェイエノールトは、ナポリ対シャフタール戦の試合結果とあわせてグループ最下位が確定し、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2017-18)へ回ることもできなくなった。

 ジョバンニ・ファン・ブロンクホルスト(Giovanni van Bronckhorst)監督は「88分の失点で負けるのは少しこたえる。きょうは引き分けが順当だったのではないだろうか。自分たちのプレー、クラブを代表する姿勢をとても誇りに思う」と話した。(c)AFP/Tom WILLIAMS